2015年08月25日
89式小銃 メンテ分解
こんばんは。

今日からマルイの89式小銃のメンテナンスを始めました。
マルイ製というだけで安心感があります。
オーナーさんがバレルやHOP周りに対策をしている個体です。
とりあえず、HOP解放時の初速から。

使用弾はG&G バイオBB弾0.20gです。
M14と同じくらいの初速出てますね。
実際に自宅のシューティングレンジ(裏山)で20〜30メートルの試射をしてみました。
独特のプリロードのあるトリガーが新鮮に感じます。
調子は悪くないのですが、バネ音が気になるのとセミ連発したり、3バースト、フルオートで撃つと次弾がかなり散る癖が発見されました。
原因を探るべく分解していきます。
ハンドガードを取り、アウターバレル、HOPチャンバーをASSYで外します。

配線はタイラップで固定されているので予め取り除いておきます。
チャンバーが外れたのでHOPの具合を確認してみました。

Laylaxのチャンバーアームが取り付けられていて、パッキンを押し押しな感じです。
弾が通る度に捻れてしまっているのかな…
HOP山はちゃんと水平に降りているのですが。
アッパーフレームをスライドして外し、ストックも後方からネジ止めされているだけなので外していきます。
モーターも外してしまいましょう。

スイッチ保護のためSBDが取り付けられてました。
小さいパーツですが、FETのように暴走もなく非常にいいパーツだと思います。
メカボックスをロアフレームから外そうとした時に気づいたのですがノズルが…

メカボックス接触ギリギリなのと、抵抗なくクルクル回ってしまいます。
元々89式のシリンダーヘッドはオフセットされているようですが、ここまでギリギリだとは思いませんでした。
また、ノズルが簡単に回転してしまうので撃つ度にノズル内の整流ポイントがズレてしまって集弾性に少なからず影響しているのではないかと思います。(本当はどうか知りません!)
次世代M4などはタペットプレートにノズル固定位置が決まってますし。
セレクターの位置に気をつけ、メカボックスを慎重にロアフレームから取り出します。
ver7程ではないですが、ゴチャゴチャしたメカボックスが出てきます。

少し動かしてみて各パーツの役割を確認しておくと後々作業しやすそうです。
細かいパーツが多いですが、アンビ用のギア、セレクタープレートなどを外し、メカボックスを開けます。

ver2に3バーストを付けて進化させた感じですね。
ギアとシム、逆転防止ラッチを取り外し、ケースに入れて整理しておきます。

心配したスパー、セクター共に磨耗や変形はありませんでした。
ピストン、シリンダーなども取り外して点検します。
ピストンは…

なんか劣化して硬化したグリスがべっとり。この89式、購入してあまり経ってないのですが…
タペットプレートとノズルはやはりノズルの回り止めのないタイプでした。

仮組みしてみましたが、かなりユルユルです。
オーナーさんと相談したところ、結構予算組んでいただけたので、無理のない程度にチューニングしてみたいと思います。
以前チューニングしたS&Tの64式に負けないようにしないと!

そういえば動いているのかな…
見ていただき、ありがとうございました。

今日からマルイの89式小銃のメンテナンスを始めました。
マルイ製というだけで安心感があります。
オーナーさんがバレルやHOP周りに対策をしている個体です。
とりあえず、HOP解放時の初速から。

使用弾はG&G バイオBB弾0.20gです。
M14と同じくらいの初速出てますね。
実際に自宅のシューティングレンジ(裏山)で20〜30メートルの試射をしてみました。
独特のプリロードのあるトリガーが新鮮に感じます。
調子は悪くないのですが、バネ音が気になるのとセミ連発したり、3バースト、フルオートで撃つと次弾がかなり散る癖が発見されました。
原因を探るべく分解していきます。
ハンドガードを取り、アウターバレル、HOPチャンバーをASSYで外します。

配線はタイラップで固定されているので予め取り除いておきます。
チャンバーが外れたのでHOPの具合を確認してみました。

Laylaxのチャンバーアームが取り付けられていて、パッキンを押し押しな感じです。
弾が通る度に捻れてしまっているのかな…
HOP山はちゃんと水平に降りているのですが。
アッパーフレームをスライドして外し、ストックも後方からネジ止めされているだけなので外していきます。
モーターも外してしまいましょう。

スイッチ保護のためSBDが取り付けられてました。
小さいパーツですが、FETのように暴走もなく非常にいいパーツだと思います。
メカボックスをロアフレームから外そうとした時に気づいたのですがノズルが…

メカボックス接触ギリギリなのと、抵抗なくクルクル回ってしまいます。
元々89式のシリンダーヘッドはオフセットされているようですが、ここまでギリギリだとは思いませんでした。
また、ノズルが簡単に回転してしまうので撃つ度にノズル内の整流ポイントがズレてしまって集弾性に少なからず影響しているのではないかと思います。(本当はどうか知りません!)
次世代M4などはタペットプレートにノズル固定位置が決まってますし。
セレクターの位置に気をつけ、メカボックスを慎重にロアフレームから取り出します。
ver7程ではないですが、ゴチャゴチャしたメカボックスが出てきます。

少し動かしてみて各パーツの役割を確認しておくと後々作業しやすそうです。
細かいパーツが多いですが、アンビ用のギア、セレクタープレートなどを外し、メカボックスを開けます。

ver2に3バーストを付けて進化させた感じですね。
ギアとシム、逆転防止ラッチを取り外し、ケースに入れて整理しておきます。

心配したスパー、セクター共に磨耗や変形はありませんでした。
ピストン、シリンダーなども取り外して点検します。
ピストンは…

なんか劣化して硬化したグリスがべっとり。この89式、購入してあまり経ってないのですが…
タペットプレートとノズルはやはりノズルの回り止めのないタイプでした。

仮組みしてみましたが、かなりユルユルです。
オーナーさんと相談したところ、結構予算組んでいただけたので、無理のない程度にチューニングしてみたいと思います。
以前チューニングしたS&Tの64式に負けないようにしないと!

そういえば動いているのかな…
見ていただき、ありがとうございました。